ハウザー問題の続き

Scienceのニュースより
Faculty of Arts and Sciences (FAS)の部長マイケル・スミスが大学の職員に送ったメール。

調査委員会の徹底した調査によって、FAS標準における8つの科学的不正のケースで、マーク・ハウザー教授個人に責任があると明らかになったことを確認したのは大変残念だ。[…]

“Rule learning by cotton-top tamarins,” Cognition 86, B15-B22 (2002)は撤回された。発表された実験で得られたデータは発表された結果を支持していなかった。そして”Rhesus monkeys correctly read the goal-relevant gestures of a human agent,” Proceedings of the Royal Society B 274, 1913-1918 (2007)の訂正が発表された。著者らは三つめの論文、”The perception of rational, goal-directed action in nonhuman primates,” Science 317, 1402-1405 (2007)のエディタと連絡を取っている[continue to work with]。これらのエディタのひとりに報告したが、調査委員会はすでにのべた3つの論文に関連して、発表されなかったか、訂正されて発表された5つの論文についても問題を発見した。異なる問題が発見されると同時に、総合的には、出版された実験はデザインされ、実行されていた。しかしデータの収集、分析、記録、研究方法と結果の報告を含む問題があった。[…]

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ハウザーのラボで不正があったかもしれないという報道

ボストン・グローブ 
8月10日 Author on leave after Harvard inquiry
およびハーバードマガジン
8月10日 Psychologist Marc Hauser on Leave

ニューヨークタイムズは記事2本
サイエンスライターのニコラス・ウェードによるもの。ややセンセーショナルな内容。
8月11日 Expert on Morality Is on Leave After Research Inquiry
8月14日 In Harvard Lab Inquiry, a Raid and 3-Year Wait

ハーバードマガジンの2本目の記事では大学のスポークスマンの発表が少し
Scientific Community Reacts to Report of “Misconduct”

[…][大学の調査]の結果、そして標準的な習慣に従って、ハウザー博士が共著者である三つの論文に関して、科学的記録が訂正されるよう処置をとった。ハウザー博士(とひとつのケースでは彼の同僚)はそれらの論文を掲載したジャーナルに問題を説明するよう命じられた。同時に、大学は関係のあるエディタからの質問を歓迎している。[…]

As a result of that process, and in accordance with standard practice, Harvard has taken steps to ensure that the scientific record is corrected in relation to three articles co-authored by Dr. Hauser. While Dr. Hauser (or in one instance, his colleague) were directed to explain the issues with these articles to the academic journals that published those papers, the University has also welcomed specific questions from the editors involved.

そのひとつ、2002年にCognitionに載ったワタボウシタマリンの認知に関する論文が、データが内容を支持していないとして撤回。