ロバート・メイの原理主義批判

http://www.independent.co.uk/news/science/fundamentalism-will-damage-society-says-top-scientist-1782930.html
生態学者ロバート・メイが原理主義宗教を批判した。ジェリー・コインは「それなりにメイのことを知ってはいたが、今まで一度も宗教に対するスタンスを聞いたことがなかった」そう。
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来世での罰を与えることのできる神という形をとった超自然者の存在は、かつては社会を”協力する存在”として結びつける助けとなったかもしれない--しかし将来はそうではない。

英国サイエンスフェスティバルの理事長、オックスフォードのメイ卿は、宗教がかつては人間の社会を安定させる助けとなったかもしれないが、原理主義の高まりが環境問題や人口の増大のような国際問題に取り組むために必要なハイレベルな協力をより困難にするかもしれないと述べた。政府の前チーフ科学アドバイザーである彼は東洋・西洋どちらでも、原理主義宗教が21世紀の問題に対処する世界の能力に悪影響を及ぼすかもしれないと警告した。数理生物学者であるメイ卿は理事長演説で、今後数十年に世界規模での人々の協力がいっそう必要となるとのべたが、その協力が確実に可能となるように抜け駆けした人を罰するメカニズムが必要となるのを恐れる、と付け加えた。過去には究極的な処罰者は神だった。「すべてを見通し、全知で、全能の世界をコントロールする神」による罰はは誰か個人からの罰よりもずっと効率的だったと彼は述べた。

そのようなシステムでは権威に対する疑いのない尊敬がある。信仰は証拠に勝る。だがこれが本当にどのように協力行動が進化したかのおおざっぱな説明で、そして人間社会で維持されてきたことの説明だとしたら、かなり悪いニュースかもしれない。そのような権威主義的システムは社会の調和や秩序を維持するのに都合がいいだろうから、同じ理由で、変化に順応するのに都合が悪いかもしれない。

イスラム世界だけでなくアメリカでも、それからカトリック教会内部でも、原理主義の台頭はかつて無いほどのチームワークが必要になるとき本当に世界的な協力を困難にするだろうとメイ卿は述べた。

あなたが緊急時に、権威主義的ヒエラルキーが変化に抵抗するという視点をとるならば、宗教の歴史が穏健な方向へ向かってきたというなら、ドグマ的でなくなると言うなら、困難な状況下であなたは複雑な問題を単純なお題目に変えていくことになる。

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