JUDGMENT DAY (12)

最終回:最終弁論
ナレータードラマ
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6週間のあと、ドーバーの町がそうなったのと同じように、真っ二つの最終弁論で裁判は結審しました。

ロスチャイルド:「私が大目に見なければならないことは何でしょうか?私の修正第一条の権利のちょっとした侵害でしょうか?いや、大目に見るつもりはありません。私が思うにその人々がしたことは明白です。それは私を憤慨させます。」これはドーバー教育委員の反進化・ID支持のポリシーによってコミュニティと娘の高校に打ち込まれたくさびに立ち向かった一人のドーバー市民、フレッド・キャラハンの発言です。この裁判はIDが憲法違反であると確認しました。それは本質的に宗教的な主張で、創造論の新しい形です。単に宗教的な人々が生み出しただけではありません。宗教的な含みがあるだけでもありません。それは、本質的に宗教です。いんちきは止めさせなければなりません。

パトリック・ギレン:要するに、判事、私は謹んで提案します。4つのパラグラフからなるIDの声明--ダーウィンの理論とは異なる生命の起源を説明し、この問題に関する本が図書館にあることを学生に教える--を読み上げることの主な目的や主な効果が、いかなる合理的な基準によっても合衆国の憲法修正第一条の国教条項の侵害となることを、原告は立証できなかったと記録の証拠は示しています。

ですがその代わり、証拠は被告のポリシーが科学教育を推進させる主な目的や効果を持つと示します。学生に新しい科学理論があると気づかせることで、そしてそれは新しい科学的パラダイムへの魅力的な展望を開くでしょう。

ジョーンズ判事はすぐに判決を下すと述べました。裁判終了の四日後に、ドーバー市民はIDへの彼ら自身の評決を下しました。教育委員の選挙にはたくさんの人が足を運びました。ドーバーの人々は僅差で大掃除を済ませました。9議席のうち選挙にかけられた8議席はすべて反IDの候補に占められました。そのなかには裁判の原告でドーバーの元科学教師、ブライアン・リームもいました。最小得票の候補のひとりはアラン・ボンセルでした。

熟考中の判事とドーバーの選挙はニュースで取り上げられ、テレビ伝道師のパット・ロバートソンの怒りを買いました。

パット・ロバートソン(クリスチャン・ブロードキャスティング・ネットワークの創設者で会長):ドーバーの善き人たちへ言いたい。もしあなた方の地域を災害が襲っても神に助けを求めてはならないと。あなた方は街から神を拒絶したのだから。

ロバートソンが先に判決を下しましたが、ドーバーと国はジョーンズ判事の判決をさらにもう一ヶ月待たなければなりませんでした。

2005年12月20日、ジョーンズはメールで意見を発信しました。

タミー・キッツミラー:私はその日仕事に出ていました。正午までにそうなるとほとんどわかっていたので、仕事中に電話を待っていました。

ウォルザック:決定はコンピューターで伝えられました。10時37分だったと思います。

ロウリー・リボ:私の後ろの席のコラムニストは…私ははじめからそれを読んでいましたが、彼は肩越しに見ていて、私に向かって叫びました。「最後を見せろ!最後を見せろよ!」

ジェニファー・ミラー:スパーさんが、バーサ・スパーがドアをノックして授業が中断したのを覚えています。

139ページの意見はIDが科学ではないと判断していました。宗教的な理由のためにそれが導入されたと結論し、ジョーンズ判事はドーバーの科学の授業で「IDを教えることは憲法違反である」と決定しました。

ジョン・E・ジョーンズIII:被告とID支持者の多くが仮定する根本的な原理は全く間違っています。彼らの前提は、進化の理論が至高の存在への信仰、そして一般的には宗教と全く相容れないというものです。たしかにダーウィンの進化の理論は完璧ではありません。しかし科学理論がすべての点をまだ説明できないという事実は、宗教に基づくような検証不可能なほかの仮説を科学の授業に滑り込ませる口実として使われてはなりませんし、確立された科学的な主題をゆがめて伝えるために用いられてもいけません。IDを支持した教育委員はドーバー市民に対して十分なつとめを果たしませんでした。

判事は教育委員会の決定を「息をのむほどの愚かさ」と呼んで引き合いに出しました。彼は何人かの委員が「証拠を隠し、IDのポリシーの陰に隠れた本当の目的を偽るために」嘘をついたとあばきました。

ジョーンズ判事:証拠の破壊的なまでの重みは委員会が科学の授業に創造論を持ち込もうと試みたことを示します。IDは単に彼らがそうするために利用した手段でした。

バッキンガムとボンセルが宣誓で嘘をついたことに対し、ジョーンズは連邦検事に偽証の容疑で調査を行うよう勧告しました。そして「裁判での膨大な証拠は」と彼は続けます「IDが宗教的な見解で、創造論の単なるラベルの張り替えで、科学理論ではないと立証した」。

ジョーンズ判事:ガンを治療しようと試みている時代に、パンデミクスを防ごうと試みている時代に、合衆国の先端で科学と数学の教育を保とうと試みている時代に、悪い科学を9学年の生徒に教えようとすることはほとんど理にかなっていないと私には思える。ゴミを入れてもゴミしか出てこないということです。私たちは科学的発見から毎日恩恵を受けていますが、悪い科学は誰の利益にもなりません。

学区は科学カリキュラムでIDを教えることを永遠に禁じられました。当局は原告の弁護料を支払うように命じ、それは合計で100万ドル以上に上りました。そしてIDに反対する新しい教育委員の選出は、判決に対して上訴が行われないことを意味しました。

判決の後、タイムマガジンはジョーンズ判事をその年のもっとも影響力のある人物100人に選びました。しかし判事の決定にみんなが満足したわけではありませんでした。

ビル・バキンガム:はっきり言えば、彼はバカ[jackass]だと思います。彼はロースクールではなくてバカ大学[clown college]に行ったのでしょう。でなければロースクールには行ったけど憲法の講義の間、眠っていたのでしょう。彼の決定は法と一致しません。彼は法廷にいるべきだと思いますが、その法廷はリングリングブラザーズのサーカスの中にあるべきです。彼は…もううんざりです。

アラン・ボンセル:それは私を悲しくさせます。私たちは委員として、ドーバーを可能な限り最高の学区にしようとしました。それが私たちの目標でした。少なくとも私の目標は。私は…私たちは最高のものにするために試み始めていたところでした。

リチャード・トンプソン:まずはじめに、あなたは私たちが公正に裁判に参加したと言わなければならないと思います。私はまさに、彼の見解の広がりに妨害されたのです。彼がしなければならなかったのは科学の問題の決定でしたが、それを超えていきました。

ディスカバリー研究所も不満でした。判決の直後に、裁判から距離をとり、判決を
「激しい司法積極主義」と批判する123ページの本を出版しました。判決はジョーンズ判事が想像した以上に論争的でした。裁判のあと、彼は殺すと脅迫されました。彼らの家族は24時間の保護下に置かれなければなりませんでした。

ジョーンズ判事:国教条項の裁判で、私が身体的な脅迫を受けることになるとは夢にも思っていませんでした。しかしドーバー裁判ではそれが起こりました。

新聞記者ロウリー・リボにとって判決はあま苦いものでした。彼女の父は判決の9日後に世を去りました。ロウリーは進化の強い支持者のままでしたが、彼らがこの不一致について和解することがありませんでした。最近、彼女の家族は父のラジオ局の運営を引き継ぎ、ロウリーはウィークリーショーを始めました。

ロウリー・リボ:こんばんは、みなさん。今日はジョニー・キャッシュの話を聞きましょう:「私は毎日イエスと話す」

最終的に、おそらく誰もが同意できることがあるでしょう。

ヴィトルド・ウォルザック:問題は確かに解決したわけではありません。我々が学んだことの一つは進化の反対者は継続的で粘り強いと言うことです。彼らはまだ向こう側にいます。

フィリップ・ジョンソン:私はある時点でこう考えました。我々はこの問題に関してブレイクスルーをして、私の生涯で科学界を変えるとね。今、私はカウンター攻撃を受けていくらか酔いが覚めました。それで私はそれがより長期的なプロセスであると見なしています。

ジョーンズ判事:私が思うに、進化に関して継続的な意見の不一致と論争が合衆国には存在すると歴史は私たちに教えてくれています。私の判決は決してその頂点ではありません。何世代にもわたって続くと思います。
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終わり

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