JUDGMENT DAY (11)

第十一話:文化の衝突
ナレータードラマ
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ガリレオ、ニュートンや他の人々の業績によって科学革命は、科学から超自然的説明を追放しました。しかし一部の人はまだ超自然の居場所があると考えています。

スティーブ・フラー:遺伝学がまさに始まろうとしていたとき、どうにかして我々の持つ形質の原因となる遺伝要因が存在するという考えが、その要因が何であるかはまだ誰も確認できませんでしたが、ありました。初期にはそれも超自然的であると考えられていました。つまり超自然主義が科学の一部ではなかったと言うことはないのです。実際にそうでした。それはしばしばとても実りのある結果に結びつきました。ですが進化論者は歴史のとても重要な部分を無視するか、忘れ去ろうとしているように思えます。

しかしバーバラ・フォレストはID運動の目標が全く科学的ではなく、その目標はインターネット上で見つかったディスカバリー財団の秘密の文書で明らかにされると証言しました。

フォレスト:彼らの目標は「くさび」文書で完全に明らかにされます。それは約9年前、1998年に書き上げられた戦略指示書です。彼らの目標は社会への進化論の全ての影響を完全に打倒することです。彼らはその影響が例外なくネガティブだと考えています。この文書はアメリカの文化を、彼らが適切だと信じる宗教的基盤を持つ状態に完全に変革したいと考えていることを表しています。彼らは生命のあらゆる領域が、彼ら自身の宗教的な好みによって支配されることを望んでいます。この文書でそれがとてもはっきりと現れています。

くさび文書によれば、ダーウィンは「人を道徳的で霊的な存在ではなく、動物として描いて」おり、人々に「客観的な道徳規準」を捨てさせました。

文書はこの遺産を打倒するために野心的なアジェンダを述べています。「ID理論を科学における優位な展望と見なし」、「デサイン論を我々の宗教的、文化的、道徳的、政治的人生に普及するのを見ること」

それはフィリップ・ジョンソンによって書かれたのではありませんが、彼がくさび戦略と呼んで考えたさまざまなポリシーの産物でした。

フィリップ・ジョンソン:私はそれが不吉で陰謀的に聞こえることがあるのを分かっています。しかしくさび戦術は私が説明したように、全くシンプルで、無実です。丸太を割るときにくさびを使いますが、その時鋭利なくさびから使うでしょう。私の仕事は鋭利なくさびです。ダーウィンのお話には本当になんらかの根本的な誤りがあるという主張に耳を傾けてもらうために、私の学術的な経歴と法学者としての能力を使います。しかし私は持ち上がる全ての疑問に答えられるわけではありませんから、科学的な専門知識を要する問題に取り組んでくれる、太いくさびとなる他の人々を必要としています。

マイケル・ビーヒーや他の人はくさびの広い縁を担っています。ジョンソンは一世紀と半に渡るダーウィンの理論のネガティブな効果と彼が見なすものを、くさび戦術が転覆させることを望んでいます。

ジョンソン:ダーウィンのお話には、それが受け入れられたとき、膨大な文化的な影響がありました。そのお話が信用されなていなければ、文化的なインパクトは逆転していたでしょう。そして別の方向に向かう文化の変革があったでしょう。

マシュー・チャップマン:膨大な証拠がまとめ上げられ、それからあらゆる科学分野、特に遺伝学で確かめられている素晴らしいことがあります。でもそれは他の人々からは真実とは無関係の理由で否定されています。これは裁判を通して明らかとなりました。

それで、判事の方を向いて考えはじめました:「彼はどうやってここから逃げ出すつもりだろう?」 だって彼は、共和党員ですし、ジョージ・W・ブッシュに任命されていましたからね。ブッシュは進化についてまだ結論は出ておらず両方の理論が教えられるべきだと言っていました。それで「この惨めな人はどうするつもりだろう?」と考え始めました。

ディスカバリー財団の、IDの、あるいは『パンダと人について』の著者の動機が何であれ、ジョーンズ判事はドーバー学区教育委員会の動機に集中しなければなりませんでした。

ハービー:バッキンガムさん、何が証拠物件P-145として認められたか、あなたにお見せします。モニターをご覧いただきましょう。

バッキンガム(ニュースクリップ):生物の教科書として私に提示された本には最初から最後までダーウィニズムがありました。
ニュースキャスター:ウィリアム・バッキンガムはドーバー学区のカリキュラム委員会の委員長です。彼は教育委員でもあります。彼は授業で創造論が教えられる必要があると固く信じています。
バッキンガム(ニュースクリップ):私の見解では、ダーウィンを教える事は結構ですが、他の何かでバランスを取らなければなりません。創造論のようなもので。

バッキンガム:これはIDのごく初期の頃です。それで、私は”ID”のような単語に思いが巡らなかったのです。ただ考えられなかっただけです。カメラが回っていたので、私は”創造論”と言ったんです。後から考えれば、何も言うべきではありませんでした。しかし創造論と言ってしまいました。

バッキンガム:私は戸惑ってしまいました。そしてただ純粋に間違って話しました。人為的なミスをしてしまいました。
ハービー:フロイト的失言、ということでしょうか?バッキンガムさん。
バッキンガム:フロイト的失言ではありません。人為的ミスです。

それはバッキンガムの唯一の過ちではありませんでした。バッキンガムとボンセルは宣誓証言で高校に『パンダ』の60部を寄付したのが誰だか分からないと述べました。しかしバッキンガムが証言台に立つ頃には別の話が浮かび上がってきました。

バッキンガム:ある日曜の朝、私は教会の前で立ち上がりました。私たちはその本を買うために1,100ドルを見つけなければなりませんでした。私は「誰にもお金を求めません。何かを欲しいと言っているわけではありません」と言いました。でも私たちはその教会の祈りの力を信じていました。それでこう言いました。「お金が手に入るよう、ただ祈りましょう」

バッキンガムの祈りは教会の会員からの寄付によって報われました。

バッキンガム:それで私と妻の個人口座にお金を預けました。そして本を買おうとする誰かに譲れるように小切手を切りました。その時には、コミュニティのビジネスマンがお金を受け取り本を買い学校に寄付することに同意したというのが私の理解でした。その時にはビジネスマンが誰だか知りませんでした。

しかし裁判ではバッキンガムは小切手をアラン・ボンセルに渡したこと、また本を買った無名のビジネスマンとはアラン・ボンセルの父親だったことを認めました。これはビル・バッキンガムとアラン・ボンセルが行った元の宣誓証言と矛盾していました。

スティーブン・ハービー:宣誓で嘘をつくのは重大な犯罪です。私たちはそれで大統領を弾劾したのですから。そうした人はいつでも刑務所行きです。明らかな不一致を示す証言があったようでした。私には彼らの心の中をうかがうことはできませんが、それに嘘の大きさを知ることもできませんが、我々はその情報を聞き出すための質問をし、彼らがそれを隠していたことだけはよく知っています。

リボ:「ああなんてこと、ジョーンズ判事はアラン・ボンセルを殺しそう。私は、私は見れないわ」と本当に思ったことを覚えています。それから判事の顔は真っ赤になり、こう続けました:「なぜ『パンダと人について』を買う金がどこから来たのかを黙っていたのか、言えますか?」。アラン・ボンセルはジョーンズ判事の厳しい質問で少しナーバスになってきました。手をゆらし始め、どもりだしました。以前には持っていた自信のある落ち着きを完全に失っていました。最後に彼はこう言っただけでした「その…失言でした」。

アラン・ボンセル:私が教育委員会にいたとき、学区で一分間の声明のようなことをさせたとき、連邦裁判のなかに立つことを考えるなんて絶対にあり得ませんでした[Never in a million years did I ever think that we’d…you know, I’d be in a federal lawsuit when I was on the school board or have the school district in something like that, over a one minute statement, a one minute statement.]。

ビル・バッキンガム:私は教師に聖職者か…何かの牧師か…在家牧師やそのようなものになるよう要求したわけではありません。ただ理論があることを子どもたちに教えさせようとしただけです。子どもたち自身に調べさせ、彼ら自身で答えを見つけるようにさせただけです。

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